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2008年7月17日 (木)

続・カステラなんぞ…(雑記)

何でカステラごときに、二回もこだわるのだろかと言う諸兄もいよう。

だが、そのカステラごときについて、大学院にて研究に励んだ先輩もいるのだ。この研究、考えれば考えるほど企業の体質を検討するに値するものなのである。

カステラはそもそも小麦粉に卵と砂糖を加えて焼いた至極簡単な商品である。戦後、一貫して素材となる卵の値段が安値安定していたたため、コストの面ではお菓子の部類においては相対的に有利に立ち、全体的に成長を遂げたものであると言える。そこでそれなりのやり方で二つの企業が誕生したのであった。

まあ、味の面では、「福砂屋」と「文明◎」、好みの違いでなんとでもいうことは言えよう。だが、両社には、カステラに拘る「考え方の根本」に差があるのだ。

まず、「文明◎」。福砂屋に比べ、「CMも流していて有名だし、店舗網に広がりがあるな!」と瞬時に感じた人には、その人には研究室に入る素質があるといえよう。

生産管理・情報システム管理の上では、文明◎は、商品の品切れ、いわゆる「欠品」をなるべくなくなるようなシステム管理をしている。簡単に言えば、お客様が来たならば、間違っても、「もう売り切れでーす」と言うことがないように十分な商品在庫を保有する体質と言える。敢えて悪く表現するならば、過剰な商品在庫を抱えざるを得ないのだ。

これに比べて、「福砂屋」は、売り切れた時には、「ごめんなさい、もう売り切れましたー。すみませんけどまたおこしください」という管理システムになっている。「ごめんなさい。うちにはうちのやり方ですので…」と言って余分な商品在庫を極力抑えているのである。だからこれを頂戴した時に、こうもり印の「ありがたみ」、ブランドとしての値打が出るといえよう。

言うなれば、「カステラは生鮮食料品である」というポリシーを貫いて、ブランドを守っているのである。したがって、福砂屋には、売りモレ、欠品が生じやすい。そのようなもと、店舗を拡大しようとしても、欠品しやすい体質ならば、拡大路線には踏み込めない体質となっているのである。

結論は簡単なのだが、まあ、カステラの二大企業、研究しようと思えば、論点に尽きないのである。

(雑記にオチなし。おしまい)

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コメント

我が家の老母は高齢故、
何事も、極力希望通りにする所存であるが、
最近のご希望が、
「ザラメ部分だけのカステラ(福砂屋)を食べたい」
ということなので、
カステラを数棹購入し、ザラメ部分だけを切り取り、
バームクーヘンのように、それを重ね、
新たなカステラ(ザラメの部分だけ)を
作らなくてはならない。

難儀なことである。

投稿 NEU!(ノイ!) | 2008年7月18日 (金) 08時25分

うちの後期高齢者はそんな贅沢を申しません。
ザラメ部分を切り取った残りを頂戴できませんでしょうか。

投稿 かんた | 2008年7月18日 (金) 13時50分

文明堂は長崎発祥だが現在は分社化して、商品構成や味もちがいまする。
地元横浜と日本橋と新宿それぞれ違い全国にはもっとあるらしい。
カステラを常食としてないワチキには違いが良くわかりませんが!

投稿 かずき | 2008年7月18日 (金) 16時10分

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